■ 安曇野 そば処 『小木曽製粉所』 信州木曽 蕎麦・製粉・製麺
こんにちは、みつばちです。安曇野インターチェンジ付近にいる時、ランチどこにしようかって話になり、丸亀製麺(讃岐の釜揚げうどんの有名チェーン店)によく似た名前のお蕎麦屋さんがあったことを思い出して行ってみることにしました。その名も「小木曽製粉所」。(実はきちんと看板を見るまでは「小木曽製麺所」だと思っていました。ちなみに丸亀製麺さんも同じ通り、すぐ近くにありますので、うどん食べたい時も大丈夫です。)
駐車場も広々していて、さっぱりとした外観のいかにもおいしいお蕎麦が出てきそうな感じのお店です。奥に見えるのは日本百名山のひとつ、常念岳。長野県は山で方角が確認できるので便利です。
王滝グループ(本社松本市)が長野県内に展開するチェーン店。自社工場で信州蕎麦を製粉(石臼挽き)・製麺して提供する、文字通り「三たて」(挽きたて、打ちたて、ゆでたて)を実現しているお蕎麦屋さんです。農林省の地産地消推進部門の受賞実績も。
木祖村で栽培した蕎麦の実から一貫自社生産した二八そば。なんと安曇野店は工場併設なのでまさに挽きたて。店内にも大きな袋に入ったそば粉が山積みされていました。
>> 「栽培から一貫自社製 王滝が『そば処小木曽製粉所』オープン」(松本平 タウン情報web 3/25/2014 記事リンク)
製粉所直営&おそば全て500円
セルフサービスのお店です
食べたいお蕎麦のチップを選びます。注目すべきは「ざる」と「大ざる」が共に500円で同じ値段なこと。お店のかたによると、サービスで大盛を普通盛と同じ値段にしているとのこと。迷わず赤い「大ざる」チップをとりました。(赤字覚悟のサービスだから色が赤いのかな~なんて。。)
お蕎麦だけでも良いのですが、気軽なお値段で天ぷらやサイドメニューもあります。
王滝グループは築地市場内にも会社があって、「海なし県に鮮度を求めて・・・」のキャッチフレーズのとおり、40年前に7坪のお寿司屋さんからスタートし、鮮魚をウリに今や30店舗近く様々なお店を展開するグループに成長してきた企業とのこと。確かに海老天、とてもおいしかったです。店内を見渡して大ざるに天ぷらプラスのお客さんが多かったのもうなずけます。かき揚げもおいしそう。
サイドメニューも。
そばつゆもセルフサービス。同じように蕎麦湯も自由に楽しめます。天井が高く、広々とした店内。
(茹で置きではなく)生のお蕎麦が釜へ→茹でられ→冷水で洗われ→水切り→ザルへという、一連の工程を目の前で見ることができます。生のお蕎麦から茹でるので、数分待ちますがトッピングを選んだり、茹で上がる様子を見ているとあっという間です。
とにかく早く食べたくて急いで撮ったので、この写真だとおいしさが伝わらないかもしれませんが、お蕎麦のゆで加減も丁度良く、プリっとした海老天もすごくおいしかったです。平日午後だったせいもあってか、店内はほぼ100%男性客で、サラリーマン風のかたも多かったように思います。
卵の天ぷらは初めて。
大きなテープルでゆったり座れて居心地も良かったです。地元の人は普段気軽にふらっと立ち寄れる雰囲気だし、県外の人にとっては安曇野の玄関口にあるので、到着次第あるいは帰り際に信州蕎麦をお腹いっぱい食べたい!と思った時に応えてくれる嬉しいお店です。
小木曽製粉所 安曇野店
住所:長野県安曇野市豊科南穂高133-1
電話:0263-71-2288