■ 安曇野に移住すべき100の理由 (長野県 安曇野エリアへ移住準備中…!?)


こんにちは、みつばちです。普段は東京ですが、安曇野にセカンドハウスを購入し、週末を中心に「時々安曇野に行く」生活をここ何年か続けています。「安曇野=わさび」のイメージからは想像できない意外な魅力も含めて(まだ移住していない私が書くのもなんですが)移住先としてのメリットを思いつくままリストしていきます。
  
安曇野に移住すべき100の理由

1. 綺麗な水、豊富な水資源、名水の宝庫
安曇野といえばわさび、そして、わさびは特に水の綺麗なところでしか育たないということで、清らかな水、というのが安曇野の特長として一番に思い浮かぶイメージかと思います。環境庁の名水百選の選挙で、「安曇野わさび田湧水群」は観光地部門、景観部門の2部門で共に栄えある全国1位に選出。また、安曇野市は国土交通省の水の郷百選にも認定されています。北アルプスを源流とする犀川、高瀬川、梓川などの河川が扇状に広がる複合扇状地である安曇野には地下水が豊富にあり、安曇野市の水道水は100%この良質で清浄な地下水を水源としています(安曇野市水道ビジョン)。自宅の蛇口から名水、というと少し大げさでしょうか。

2. トップクラスの農業生産地である
全国有数の農業生産地である長野県ですが、その中でも安曇野市は「田」の耕作地面積で県内1位(農林水産省 面積調査)、水稲・陸稲、小麦、たまねぎ等の県内1位の作物に加え、主要な野菜や果物のほとんどが県内10位以内(農林水産省 わがマチ・わがムラ)です。わさびの生産量が全国1位(農林水産省 特用林産物生産統計調査)そして、りんご、そば、大麦、西洋なし、トマト等も作付面積や収穫量で全国トップクラスなんですね。また、少量多品種栽培も盛んで、道の駅などには季節の野菜や果物がいつも種類多く並んでいます。

3. 産業都市である
農業のイメージが強い安曇野市ですが、実はそれ以上に工業・製造業も盛んです。ものづくり県として知られている長野県内にあって、安曇野市は従業者数で県下4位、製造品出荷額でも県下5位と、産業都市としても健闘しています(長野県平成26年工業統計調査の数字。ちなみに出荷額1位は松本市、また平成23年までは安曇野市がダントツで1位だったようです)。製造拠点の集約や国内製造業の苦境による影響を乗り越え、最近はふるさと納税でVAIOが人気となり、産業都市として再注目を浴びるきっかけとなりました。安曇野市ふるさと納税パンフレットを見ると農産物だけでなく、時計、楽器、天蚕ストール、パソコンと安曇野の多彩な生産品の一部がお礼の品として紹介されています。

4. 松本市の隣にある
商業・観光の一大中心地である松本市の隣に位置していることも安曇野市の大きなメリットです。安曇野市内に住み、松本市の職場へ通勤しているかたも多いので、安曇野市は「松本市のベッドタウン」という側面もあります。安曇野市「穂高駅」から「松本駅」まではJR大糸線で約30分、車でも20~30分くらいです。もちろん通勤・通学可能圏です。国宝松本城の城下町であり、首都圏からの交通アクセスも良い松本市は移住先としても大人気。日経BP総合研究所の2016年シティブランド・ランキング(住んでみたい自治体)では、全国10位の軽井沢に次いで長野県内では2番目の16位に松本市がランクイン、そして安曇野市も32位と県内3番目の人気となっています。

5. 観光地である
安曇野は観光地でもあります。観光雑誌やガイドブック(るるぶことりっぷ等)でもとりあげられ、全国から旅行者が訪れる場所です。そんな素敵な場所に自分が住める、という嬉しさの他に、現実的なメリットとして観光客向けの交通インフラが整備されたり、飲食・商業施設の充実につながったり、観光で訪れる人を対象とした仕事(ホテル・旅館・観光業での仕事、カフェ、レストランなどの飲食店、工芸品や雑貨等の販売など)が可能になるといったこともあげられると思います。

6. 温泉地である
移住するなら温泉があるところがいいですよね。安曇野市では温泉つきの土地であれば一か月12,000円程の利用料で自宅で温泉が楽しめます(穂高温泉供給HP)。また、日帰り温泉施設も豊富にあり、料金は500-700円程度です。泉質もアルカリ性単純泉、単純硫黄泉、ラジウム温泉、ナトリウム・炭酸水素温泉など様々。秘湯、旅館、ホテル、公共施設等から好きなところを選べます。長野県は「温泉県」なので、安曇野を拠点に県内温泉巡りもできそう(長野県温泉協会公式HP)。地元では、いつでも温泉に入れるよう、温泉セットやタオルを車内に常備している人も多いようです。寒いときは体が温まるし、暑いときは汗を流してさっぱりと。四季を問わず年間通して温泉療養(湯治)できる環境であることは体調管理の面でも計り知れないメリットがあります。お肌もつるつるになるかも!?

7. 保養地である
安曇野は保養地でもあります。安曇野市の土地利用に関する条例で指定されている6つの区域のうちのひとつが「山麓保養区域」です(条例より抜粋:山麓保養区域 観光や保養機能の維持及び向上を目的とした用途に限って立地を認め、山麓の森林空間に親しめる環境形成を図るとともに、良好な自然環境を保全するため定める区域とする)。この区域は特に緑が多く、別荘や旅館、企業の保養所などが点在しています。穂高温泉郷があるのもこの区域です。また、安曇野市の有明・穂高の両温泉は環境省により「国民保養温泉地(環境省HP)」(2016年6月末時点で全国94箇所)に指定されています。温泉法に基づいて「泉効が顕著であること」「附近一帯の景観が佳良であること」「温泉気候学的に休養地として適していること」「災害に対し安全であること」など、指定にあたってはいくつもの条件をクリアしなければならないようです。国によって指定されていると思うと何だか有難さが増すような。。

8. 医療が充実している
安曇野市全体が心身休まる保養所のような環境ですが、いつも自然治癒力だけに頼るわけにもいきません。いざという時のため病院も必要です。長野県では医療圏を設定していて、安曇野市は長野県唯一の特定機能病院(厚労省HP「特定機能病院について」)である「信州大学医学部付属病院」がある松本医療圏に属します。信大病院では高度先進医療の提供だけでなく、高度救命救急センターの基地病院としてドクターヘリ(信州ドクターヘリ松本HP)の運航も行われています。安曇野では穂高の田んぼの真ん中にある小学校の校庭がヘリポートとして活用されたりしているらしいです。松本市には映画化もされた夏川草介氏による小説『神様のカルテ』のモデルになった相澤病院(陽子線治療センターも併設)も含めて多くの病院があります。安曇野市内にも安曇野赤十字病院、穂高病院、全国でも数少ない「こども病院」のひとつである「長野県立こども病院」など病院・診療所・救急センターがあり、休日や夜間の診療体制も整備されています。

9. 人口が多い
安曇野市の人口は約10万人(県内6位)。隣の松本市は長野市に次ぐ規模(県内2位、約25万人)です。結構便利で賑わっています。観光写真の安曇野も安曇野ですが、その一方でしっかりと経済規模も確保され、生活拠点としての利便性も備わっています。

10. 移住者が多い
安曇野は移住先として人気が高く、新規で移住してくる人への受け入れ態勢も整っています。移住の先輩が多くいることは安心感にもつながるのではないでしょうか。若いファミリー層の移住が多いのも特徴のひとつのようです。また、実際に移住した人の様子をレポートする人気TV番組「人生の楽園」でも、安曇野が何度もとりあげられました。

11. 長野県にある(信州ブランド)
長野県は移住のJASマーク。そして「信州」は日本のトップブランドです。信州にあるということも安曇野が移住先として人気がある理由のひとつではないでしょうか。また、安曇野のような長野県下の多くの地域ブランドが逆に信州ブランドに実体を与え、支えているという側面もあるように思います。

12. 山がある
しかもただの山ではありません。3,000m級の山々が連なる北アルプス連峰です。日本百名山の「常念岳」、霊峰・信濃富士「有明山」、北方には大町、白馬と続く、ものすごい眺め。もう見慣れても良いはずなのに、見るたびドキッとする美しい山々。安曇野にいる限り、この大パノラマから逃れる(?)ことはできないため、「スーパーへの買い出し」といった日常作業でも山々を眺めながらリゾート気分を満喫することになります… それに「裏山が北アルプス」って何だかちょっと誇らしい気持ちです。。

13. 海がある(海洋リゾート)
安曇野では日本海方面へ海水浴に行きます。海なし県の長野県でありながら、安曇野は海洋リゾートを楽しめる立地なんです。ちょっと車を走らせると道路には糸魚川方面への交通案内も出ていたりして、日本海&新潟・富山をすごく身近に感じます。海水浴だけでなく翡翠探しの楽しみも(ヒスイ海岸 新潟 & 富山)。

14. 買い物が便利&多彩
お買い物はとても便利です。スーパー、コンビニ、ショッピングセンター、大型家電店、ホームセンター、雑貨店・ブティックなどがエリアごとに複数。また、安曇野ならではのお買い物場所としては道の駅、直売所、果樹園、わさび専門店、牧場、ワイナリー、酒蔵、味噌蔵、ミュージアムショップ、地元作家の家具店・クラフトショップ、観光客むけの物産センターなど。さらに最近、池田町にTSURUYA(ツルヤ)が、松本にイオンモールができました。

15. 長寿No.1
長野県は男女とも平均寿命で全国トップ、また健康寿命でも男性6位、女性17位とトップクラスです(厚生労働省データ)。平均寿命の市町村ランキングでは全国1,944の市町村のうち、安曇野市は男性97位女性30位となっています。長寿の理由として、長野県の資料には (1) 高齢者の高い就業率(全国1位)と生きがいを持った生活 (2) 野菜摂取量の多さ(男女共に全国1位)(3) ボランティアによる健康づくりへの取り組み(全国でも他に例のない規模) (4) 専門職による保健医療活動(全国1位)があげられています。単に長生きなだけでなく、健康であるということは素晴らしいと思います。移住したあと(都会で生活続けた場合よりも)健康寿命が延びるのかなって期待しちゃいますよね。

16. 国営公園がある
国営公園は全国に17箇所ありますが、安曇野には「国営アルプスあづみの公園」があります。安曇野市の堀金・穂高地区と大町市・松川村の大町・松川地区の二つに分かれていて、それぞれ様々なイベント、アクティビティが楽しめます。また両地区共同開催のイルミネーションも素敵です。

17. 別荘地がある
安曇野にはいくつか別荘地があり、温泉付きだったりなしだったり、管理費も定額だったり、利用に応じて払う方式だったり、場所も幹線道路沿いから山奥の自然豊かなところまで、また、サマーハウス的な利用から定住までニーズに応じて様々な使い方ができて便利です。

18. 登山口がある(山岳リゾート)
北アルプスの麓、安曇野は山岳リゾートのメッカでもあります。山登りシーズンの晴れた日には、本格的な登山装備をした方々で穂高駅のホームが一杯になることがあります。安曇野は登山やトレッキングが好きなかたにとって最適な移住地かもしれません。
>> 安曇野市HP 登山ガイド

19. 長野県の中心・活動拠点
長野県は北信・中信・東信・南信の4地域あり、さらに細かく10の広域市町村地域(長野県の10広域)に分かれます。安曇野市がある中信はちょうど長野県全体の真ん中あたりに位置し、長野県のどの地域にもアクセスが良いので活動拠点として最適です。ビジネスであれば生産・物流・ストック拠点、個人であれば生活拠点として魅力的な地域です。

20. 観光地に囲まれている
安曇野自体も観光地ですが、周囲も名だたる観光地です。松本、上高地、乗鞍、美ヶ原、大町、白馬、木曽…とお休みの日はどこに行こうかなと悩む楽しみがあり、観光拠点としても最高です。また、県内どこへでもアクセス良く行けるので、軽井沢アウトレットでショッピング(開店時間前に駐車場へ入庫できるタイミングで到着すると渋滞に巻き込まれずに済みます)、日本遺産に登録された木曽路散歩(奈良井宿や妻籠宿で江戸時代にタイムスリップ)、善光寺・戸隠神社パワースポット巡り、小谷村で星空観賞、諏訪湖花火… 移住したとたん、県内の観光スポット巡りですごく忙しくなってしまいそうな予感。そしてどこへ行っても地元のおいしいお料理と温泉が楽しめそうです。

21. 日本の中心・県外アクセス良好
安曇野は日本の中央にある長野県の真ん中にある中信地方に属します。日本の中心がどこかというのは諸説あるらしいですが、長野県は8つの県に囲まれていて(新潟県、群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県)、北陸・関西・中部・首都圏など県外アクセス良好です。日本全国を飛び回って仕事をしなければならないかたや、逆に勤務地が固定されていないノマド的な生活をされているかたの居住地にも向いていそうです。

22. 標高が高い(高山トレーニング)
長野県は標高の高いところが多いです。東京と比べると、山手線の新宿駅の標高38mに対して、安曇野を代表する大糸線の穂高駅の標高はなんと550m。これは都心から近い山として大人気の高尾山の599m、東京スカイツリーの天望回廊450mに匹敵するような高さです。実はこの標高の高さが長野県の長寿の原因のひとつではないかという説もあるそうです(週刊現代「研究 なぜ長野は日本一の長寿県になったのか」)。ミトコンドリアが活性化して、有酸素運動や高山トレーニングのような効果があるとか。NHKためしてガッテンでもミトコンドリアを活性化する方法がとりあげられたことがありました(「疲れやすい体にサラバ!スタミナUP若返り術」)。ちょっとキツイ運動をする、食事を工夫する(カロリー制限、空腹感、タウリンやビタミンB群を摂取)などの方法があるとか。標高の高いところで生活するだけで「ちょっとキツイ運動」をしているような効果があるってことでしょうか。安曇野ではつい食べ過ぎてしまうことが多いので、標高の効果と相殺されてしまっているかも しれません。。。さらに最近放送され大反響を呼んでいるNHKスペシャル「人体 神秘の巨大ネットワーク」シリーズの第1集「腎臓」の回で高地トレーニングに「腎臓を鍛える」という効果があることがとりあげられました(「NHKスペシャル『人体』”腎臓”があなたの寿命を決める」)。

23. 寒冷地である
安曇野は雪はそれほど積もりませんが、冬季は最低気温が氷点下になることもあり、特に朝方は冷え込む日が多くなります。長野県の方言で冷えることを「凍みる(しみる)」というそうですが、まさにぴったりの表現だなと思います。寒冷な気候下では心筋梗塞のリスクが上昇したりと健康上デメリットがあることも事実ですが、その一方で感染症・疫病を媒介する虫が一掃されたり、褐色脂肪細胞が活性化されて余分な脂肪が燃焼されやすくなったりする効果があるそうです(Harvard Health Publishing “Out in the Cold”)。ひんやりとした空気の中、そして農閑期でもある冬は、充電期間としてゆっくり過ごしたり、計画をたてたり、集中して創作活動にいそしんだりするのにぴったりではないでしょうか。はっきりとした「冬」があるのも安曇野の大きな魅力のひとつだと思います。

24. 四季の美しさ
絵巻物のように美しい安曇野の四季の移り変わりは北アルプスの自然景観、田園風景、農業歳時記など、都会には無い魅力に溢れています。春の田植え時期の水鏡、れんげ、わさび田、拾ヶ堰や陸郷の桜、新緑、麦畑、青い山々と田園、渓流、りんご実る果樹園、黄金色の田んぼ、紅葉、雪山、墨絵のような雪景色、白鳥の飛来 … 安曇野には失われつつある日本の風景が残っています。ずっとこのままであってほしいと願うばかりです。

25. ウインタースポーツができる
安曇野市内にはスキー場はありませんが、ウインタースポーツの聖地、大町・白馬・小谷村へアクセス良く行くことができます。世界のトップウインターリゾート地が近隣にあるのは嬉しい限りです。雪のない季節もトレッキングやパノラマ・ゴンドラなど一年を通して楽しめます。

26. ゴルフ場がある
安曇野の景観・自然環境を活かしたゴルフ場もあります。
>> 豊科カントリー倶楽部
>> 穂高カントリークラブ
>> あづみ野カントリークラブ

27. 公共施設が多い
安曇野市は5つの町村(豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町)が合併してできたということもあってか、市内には比較的多くの公共施設があります。集会所として、発表・展示の場所として、また学習やコミュニケーションの場として、地元のかたを中心にとても活用されている様子です。秋の文化祭が開催されている公民館へ伺ったことがあるのですが、大勢のかたが井戸端会議や発表会でイキイキと楽しそうに過ごされているのが素敵でした。

(つづく)