■ 安曇野 まるで高級スパ 『カミツレの里』で日帰り入浴 ! BIO HOTEL 八寿恵荘(やすえそう)、カミツレ研究所、華密恋スキンケアシリーズ


こんにちは、みつばちです。今では全国的に有名になってしまった安曇野池田町の大峰高原「七色カエデ」へ行く途中に「カミツレ研究所」の看板をいつも目にして気になっていました。今回初めて行ってみて、その魅力とお得度にびっくり(もっと早く行けば良かった。。)

主役となる「カミツレ(加蜜列)」はハーブティーなどでお馴染みの「(ジャーマン)カモミール」の和名で、ヨーロッパではハーブの女王として4000年以上前から用いられてきた万能の薬草。日本初のビオホテル認証を取得した八寿恵荘の日帰り入浴(基本的にシーズン中の土日)ではワンコインで最高品質のカミツレエキスたっぷりのお風呂(なんと通常の10倍濃度!)に入浴できるだけでなく、カミツレ研究所で一貫生産している華密恋スキンケアシリーズの全製品が試用可能という、究極のカモミール体験ができるんです。

>>  カミツレ研究所 公式HP

>>  カミツレの宿 八寿恵荘(やすえそう) 公式HP

>>  BIO HOTELS JAPAN 公式HP Certified Hotels

* 池田町出身の北條晴久氏(現社長のお父様)が30年以上前に創業
* 土作りからこだわったカミツレ畑は有機JAS認定
* カミツレの花だけでなく全草(茎・葉・花)を使用
* 創業者、北條晴久氏が考案した植物の有効成分を壊さない独自の非加熱製法でエキスを抽出(特許取得、ほとんどの工程が手作業)
* 日本第一号のビオホテルとして2015年5月八寿恵荘がリニューアルオープン

1982年に発売された人気商品「華密恋薬用入浴剤」(医薬部外品)の1回分には120本(!)のカミツレが使用されているそう。そして安曇野の自然と清らかな水も製造プロセスの一役を担っているようです。

カミツレの宿 八寿恵荘
住所:長野県北安曇郡池田町広津4098
電話:0261-62-9119

八寿恵荘は長野県道51号(道の駅「池田町ハーブセンター」がある道路)の池田5丁目の交差点を山側へ折れた県道274号を登っていったところにあります。穂高エリアからだと車で30分くらい、池田5丁目の交差点からは15分くらいで、交差点には「大峰高原」の大きな写真入りの案内板が出ています。

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県道274号は道幅も広く、舗装してある運転しやすい道路。明るく眺めも良いのでドライブも楽しかったです。晴れた空に白く輝く雲が綺麗に広がって引き込まれそうな美しさでした。

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左に曲がるとカミツレ研究所や大峰高原、真っ直ぐ行くと安曇野サーキットというポイントがあり、そこにカミツレ研究所の看板が出ています。案内通り左へ曲がって道なりに少しいくと、すぐに日帰り入浴の看板が見えてきます。

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そして八寿恵荘の案内板も。ホテル内の「華密恋の湯」が日帰り入浴できるお風呂です。

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案内板の後ろに見えるのが八寿恵荘です。

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ホテル向かいの畑の奥にツリーハウス発見。

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ものぐさな私は動かずにカメラのズームで拡大。大きな木と一体化している本格的なツリーハウスでした。宿泊客のかたのみ、ツリーハウス体験ができるとか。羨ましい~

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敷地内に一貫生産の全ての施設があり、5月にはカミツレ畑も満開に。

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創業者の北條氏は元々、化粧品やハーブとは関係のない印刷会社を経営されていたんですね。研究所という真面目な名前通り、信頼の一貫システムです。今ではハーブの町として広く認知されている池田町ですが、カミツレ研究所がその町おこしの起源だったことも今回初めて知りました。

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こちらは同じ敷地内の製造工場。近くに大きなタンクもありました。花まつりなどの時には見学もできるようです。

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こちらが八寿恵荘の建物。

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玄関を入ると心地良い木の香り。さすが厳しい認定基準をクリアしているビオホテルだけあって、際立つ簡素な美しさに高級感漂う雰囲気。。。入浴料500円の支払いは受付カウンターで。スタッフのかたもにこやかで親切なかたばかりでした。

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ツリーハウスと同じクリエイターによる遊び心溢れる木琴のテーブル。

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カウンターの受付に置いてあった、新発売のナチュラルミスト。

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新製品のミストも含め、国産有機栽培のカミツレエキスをたっぷり使った華密恋スキンケアシリーズはお風呂場と脱衣場の洗面スペースに全製品並んでいて試用できます。他の入浴施設では有り得ない嬉しいサービスです。試用して気に入ったら、帰りに製品購入もできます。

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木の香りに包まれ、裸足で無垢の木材の廊下を歩くだけで既に癒されている感じ。(追記:日帰り入浴の場合は、内廊下ではなくロビー横の外の廊下を通って直接お風呂へ行く経路へ変更されたようです。)

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ラウンジも素敵でした。

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館内の木の香りに加え、お風呂場のドアを開けるとハーブの自然な香りも広がり良い気分。

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以下、浴場内と製品の写真は八寿恵荘HPからお借りしました。オリジナルと詳しい説明は下記リンクをご参照ください。

>> 八寿恵荘 華密恋の湯 紹介ページ

木材をふんだんに使った脱衣場には無料で鍵のかかるロッカーがあるので安心です。体を拭くタオル以外は全て揃っているので、敢えて持ってくるとすれば、バスタオルに加え、必要に応じて髪留めや体を洗うボディタオルくらいでしょうか。

窓の外の緑が浴槽に映って綺麗でした。家庭用の通常一回分で120本のカミツレということは、10倍濃度でこのサイズのお風呂だと何本分のカミツレになるのでしょうか。。最高に贅沢な薬草湯です。花だけでなく茎や葉など全草エキスだからか、香りも自然で癒し効果抜群でした。年齢や性別に関係なく、どなたでも楽しめると思います。抗炎症、抗菌、デトックス、美白、疲労回復などの効能も嬉しいですね。そして、カミツレエキスは育毛剤に配合されていることも多いらしく、薄毛対策や育毛促進といった側面も。

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お風呂の前にまずはスキンケア、ヘアケアですね。整然と並べられた華蜜恋スキンケア製品を順番に試していきます ♡ 

特に気にいったのはモイストクレンジングとマイルドシャンプーでしたが、どの製品も使用感が良く品質の高さを感じました。クレンジングは軽くて香りが良いので、メイク落としの後マッサージクリームみたいに使えたのと、シャンプーは泡状で出てくるので、ヘアパックみたいにして少し置いたら地肌まで綺麗に洗えた気がしました。濃厚なコンディショナーでパックして髪がつやつやに。

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体には石鹸やボディーソープ。どちらもしっとりとして、肌への栄養補給という感じ。美容効果もありそう。

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ジャグジーとミストルームはカミツレの湯の迫力に押されて、あまり目立たない存在みたいで、実際、同じ時刻に入浴していらしたかたはほとんど使っている様子がありませんでした。でもそれはもったいない(大きなお世話だけど)。。

ジャグジーはジェット水流が気持ちいいだけでなく、(多分)何か結晶のようなものが入っていて肌がつるつるになります。塩かな?でも塩であんなにつるつるになるのかな、とも思うのですが。あるいはカミツレエキスの時間差効果?とにかく是非お試しを。

そしてカミツレエキスが温かいミストになって噴き出してくるミストサウナもここでしか体験できないメニューです。ハード、ソフト、リズムの3モードがあり、ソフトはふんわりと細かく温かいハーブミストを全身に浴びれるのですごくおすすめ。他の2モードにはマッサージ効果があって、たまたま筋肉痛だったのですが、それが和らいだ気がしました。大人用のサイズだし、ミストがちょっとだけ熱い場合もあるかもしれないので、お子さんはやめておいたほうがいいでしょう。

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窓の外の緑を眺めながらカミツレの香りに包まれて贅沢気分。お風呂上りにはナチュラルミストを使わせていただきました。さっぱりとして気持ち良かったです。これからも安曇野に行ったときは自宅用の製品購入も兼ねて時々お邪魔しようと思っています。お料理もおいしそうだし、いつか宿泊もしてみたいな~

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薬用入浴剤をはじめ、華密恋スキンケア製品は地元の道の駅「池田町ハーブセンター」でも購入でき、東京でもオンラインショップや、オペーク、ロフト、東急ハンズ、ナチュラルハウスなどの一部の店舗で購入可能なようです。

>>  華密恋スキンケア製品 取り扱い店舗一覧 (公式HPより)

そして週末、安曇野池田町へお出かけの機会があるときは10倍濃度のカミツレ湯も是非体験してみてください。お得な日帰り入浴回数券もあります。

☆☆☆

新宿の京王百貨店2階にあるBISES OPAQUE(ビシェス オペーク)という、ヴェレダやジョンマスターオーガニック等の自然派化粧品が多く並んでいるお店があるのですが、そこで華密恋シリーズのアニバーサリーキットを見つけて、思わず購入してしまいました。麻と綿でできたオリジナル巾着袋がついてきます。

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八寿恵荘がホテルとしてグッドデザイン賞を受賞したとのこと。おめでとうございます!お宿としてはさらに雲上ブランドになってしまいましたが、カミツレの香りのお風呂に入るのを楽しみにまた時々おじゃましたいと思っています。
 
>> グッドデザイン賞 2016 受賞対象一覧より 宿「八寿恵荘」